HSBC香港口座開設体験記
2017/01/27
2012年(個人口座+投資口座)と2014年(共有名義口座)に、HSBC香港の銀行口座を開設してきたため、備忘録として書いてみようと思います。
私は現地のIFA(ファイナンシャルアドバイザー)からOcean centre(オーシャンセンター)という支店が国際感覚があり開設しやすいと聞いたため、2回ともこの支店で口座開設してきました。
オーシャンセンター支店の住所はShop 361-5 Level 3, Ocean Centre Harbour City, Tsimshatsui Kowloon, Hong Kong ショッピングセンター内にある支店です。
口座開設に必要な物:
➀パスポート
②国際免許証(英文の残高証明書でも可?)
③預金する現金(香港ドルでも日本円などの外貨も可)
④銀行口座開設者本人(共有名義口座の場合は2人とも)
口座の種類:
口座の種類 | 最低3カ月平均残高 | 口座維持手数料 |
---|---|---|
Premier | 1,000,000香港ドル | 380 香港ドル/月 |
Advance | 200,000香港ドル | 120 香港ドル/月 |
Personal Integrated Account | 10,000香港ドル | 60香港ドル/月 |
各口座最低預金額が設定されており、最低預金額を下回ると毎月手数料が取られます。3口座とも共有名義口座が開設できます。家族だけではなくてもカップル同士での開設も可能です。私も未婚時に現妻とJoint口座(共有名義口座)を作成できています。
以下支店に入ってからのやり取りです。忘れていることも多いため、想像を含めて書いています。
★支店に入ったら。
Q. How can I help you? やMay I help you? など 「ご来店の目的は?」
A1. I’d like to open a Personal Integrated account. 「パーソナルインタグレイテッド口座を開設したいです。」
A2. I’d like to open an Advance account. 「アドバンス口座を開設したいです。」
A3. I’d like to open a Premier account. 「プレミア口座を開設したいです。」
Q. Do you speak English? やCan you speak English? など「英語を話せますか?」
A. Yes 「はい」 自信がなくても「Yes」と答えてください。私もあまりしゃべれませんが、「Yes」と答えています。英語を話せない日本人の口座開設を拒否しているという話も聞きます。
★順番が来たらブースに案内されます。
Q. What’s the purpose of opening bank account? 「口座を開設する目的は何ですか?」
A1. Because I come to Hong Kong very often for business trip. 「仕事で香港によく来るからです」
A2. For investment in Hong Kong 「香港での投資のためです。」
その後、身分証明書、住所証明書の有無を確認してから、職業や家族などについて質問されたり、口座開設の申込書を記入していきます。オンラインバンキングの設定もするので、あらかじめログインIDとログインパスワードを決めておきましょう。共有名義口座の場合は、それぞれにログインID、パスワードが設定でき、ATMカードも2枚発行されます。
申込書や会話で必要となる英単語は別に記事にしていますので、そちらを参照してください。
海外口座開設に必要な英単語、言い回し
口座開設が終わったら、窓口で入金するよう言われるので窓口に並びます。
順番が来たらI want to deposit money. 「入金したいです。」と伝え、香港ドルまたは日本円などとATMカードとパスポートを渡します。この時に両替するか聞かれることがあるので、そのままの通貨で入金するか、両替するか伝えます。明細を渡されるので間違いがなければサインして入金完了となります。
その後、近くのATMで残高確認やATMカードのパスワード変更(日本とは違い6桁)ができるのでやっておきましょう。
多少の英語力がないと1人での開設は難しい印象ですが、対策をしていれば可能だと思います。私が口座を開設したのが2012年と2014年で、変更されている部分もあると思うので、参考程度に見て頂ければ幸いです。